過去に消費者金融などから
利息制限法の上限金利以上の金利で融資を受けていた場合には、
払い過ぎた利息を返還請求できる可能性があります。

以前、貸金業法のみなし弁済規定が存在していたころは、
一定の要件が満たされれば
利息制限法の上限金利を超える金利を課すことができました。

しかし
利息制限法の上限金利を超える金利は無効との判決が最高裁によって下され、
みなし弁済規定も廃止されましたので、
過去に払い過ぎていた金利を取り戻せるようになりました。

借金の残高が残っている段階で一括返済をするとなると、
過払い金はどのように扱われるのでしょうか。

まず、これまで返済した分に対する過払い金が存在しています。

その段階で残債を一括返済すると、
さらに過払い金が増えることになります。

あくまでも返済時点で適用されている金利がいくらかと言うことが、
過払い金が発生するか否かの分かれ道となります。

つまり一括返済をした場合の過払い金の計算方法は、
金利引き直しをする前の金利で支払った利息から
金利引き直し後の本来支払うべき金利を引いて求めることができます。

決して一括で返済をしなかった場合の利息負担をもとに、
過払い金を算出するわけではありません。

同じ返済パターンで計算された利息の差額が、
取り戻せる利息となります。

ただし注意しておきたいことがあります。

できるだけ一括で返済する金額を抑えたいために、
完済する前に過払い金の返還請求をすると
信用情報機関の信用情報に事故情報が記録されてしまう場合があります。

所謂ブラックリストに載るということです。

具体的には、
過払い金請求を行った結果、まだ債務が残ってしまった場合は
結果的に過払い金は発生していないことになり、
単に任意整理の金利の引き直し計算を行ったことになってしまいます。

しかし
払い過ぎた利息を残債に充当することによって借金が完済できた場合は、
ブラックリストに載ることはありません。

一括返済を行って完済してしまえば、
その後払い過ぎた利息の返還請求を行っても
ブラックリストに載ることはありません。

ただし一括で返済する前よりも
更に無効な利息を支払うことにはなってしまいます。

もちろんその後返還請求すれば取り戻すことは可能ですが、
手間と時間がかかりますし全額取り戻せるとは限りません。

逆に先に払い過ぎた利息の返還請求を行うと、
残渣に充当することによって完済できるか否かが重要となります。

ブラックリストに載らないことを最優先に考えたいのでしたら、
過払い金返還請求を行っても債務が残らない金額まで返済を続けるか、
もしくは
さらに利息を払い過ぎてしまうことになるとしても一括返済をしてしまうか。

どちらの方法を選択するかは、
あなたの現在の状況を鑑みた上で判断する必要がありそうですが、
正直、ここまで複雑になると、専門家に相談する方が早いです。

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